課題2:対話で仕上げる(反復改善)¶
段階: 基礎 | 所要時間: 約10分
🎯 スキル概要¶
最初の回答をゴールにする必要はありません。AIは 同じチャット内では前のやり取りを覚えている ので、「もっと短く」「ここだけ直して」と 追加の指示を重ねる ほど、出力は望む形に近づきます。一発で完璧を狙うより、たたき台を出して対話で仕上げる ほうが速く確実です。
🧪 例題¶
同じチャットで指示を重ねると、出力はどう変わるでしょうか。違いがはっきり出るよう、ここでは あえて極端な例 を使い、「歓迎会の案内文」を1本の会話として順に見ていきます。
❌ 悪例:一問一答で終わらせる
👤 プロンプト
歓迎会の案内文を書いて
🤖 想定レスポンス
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。このたび歓迎会を開催する運びとなりました。ぜひご参加ください……(日時も場所も入らず、あたりさわりのない文面。このままでは使えないが、ここで終えてしまいがち)
✅ 良例:同じチャットで続けて、条件を足して作り直させる
👤 プロンプト
日時と場所を先頭に出して、親しみやすいトーンで、120字以内にして
🤖 想定レスポンス
【4月10日(金) 18時・学生ホール】新入生歓迎会をひらきます!先輩たちが待っています。軽食あり、手ぶらでどうぞ。みなさんに会えるのを楽しみにしています。(前の文脈を踏まえ、条件どおりに作り直された)
続けて、一部分を直させる
👤 プロンプト
最後の一文だけ、参加を後押しする言い方に変えて。ほかはそのままで
🤖 想定レスポンス
最後の一文を「迷っている人も、のぞくだけでも大歓迎です。」に変更しました。ほかの部分は変えていません。(直したいところだけをピンポイントで修正できる)
🏋 課題¶
❶ 最低限の情報を渡して、素案を出してもらおう
👤 このプロンプトを Gemini に送信します
参加費無料の新人歓迎会への参加募集の案内文の素案を作成して。
- 日時: 20XX/4/15 (金) 18:00〜
- 場所: スカイラウンジ
🚀 Gemini に送る
type: send-to-gemini
❷ 同じチャットで、修正・追加を重ねて仕上げよう
❶の依頼は、実際の場面では 最低限の粒度 です。出てきた素案に 続けて指示 を送り、配れる文面まで仕上げましょう(新しいチャットにせず、同じ会話で続けます)。2回以上くり返すのがおすすめです。
続けての指示のヒント
- 調整する:「参加費無料を目立たせて」「かたすぎない言い方に」「120字以内に」
- 足す:「末尾に申込フォームのURLを入れて」「問い合わせ先(担当・連絡先)を追加して」
- 直す:「この一文だけ△△に変えて。ほかはそのまま」
- 削る:「もっと短く」「同じ意味の言い回しを減らして」
👤 あなたの続けての指示
key: entry03-refine placeholder: 例)参加費無料を目立たせて、かたすぎない言い方にして。末尾に申込フォーム(https://example.com/form)と問い合わせ先(学生課・gakusei@example.ac.jp)を追加して
🚀 Gemini に送る
type: send-to-gemini
❸ 最初の素案と、仕上がりを見比べよう
次の観点で確かめましょう:
- 最初の素案と最終版で、どこが変わりましたか? 足りなかった情報(申込先・問い合わせ先)は補えましたか?
- どの指示がいちばん効きましたか? 何回のやり取りで、そのまま配れる文面になりましたか?
🎯 AI ヘルパーとふりかえる
ここまでの取り組みを、生成AIに振り返ってもらいましょう。