課題5:役割(ペルソナ)を与える¶
段階: 制御 | 所要時間: 約7分 | 対象: Gemini・ChatGPT
このスキルを既に理解している場合は [理解済みでスキップ](確認が1問あります)。
🎯 このスキルでできること¶
「あなたは〇〇です」とAIに立場を与え、回答の視点・専門性・話し方をコントロールできるようになります。
- 役割しだいで、同じ質問でも答え方が変わると分かる
- 目的に合った役割を選んで指定できる
💡 なぜ大切?(しくみ)¶
flowchart LR
Q["同じ質問<br/>「朝ごはんは何がいい?」"] --> N["役割なし"] --> NR["一般的な回答"]
Q --> A["「栄養士として」"] --> AR["栄養の視点での回答"]
Q --> B["「料理初心者のコーチとして」"] --> BR["手軽さ重視の回答"]
AIは、与えられた役割になりきって答えることができます。「栄養士として」と言えば栄養の観点で、「歴史の先生として」と言えば教える口調で答えます。役割を指定すると、回答の視点・専門性・言葉づかいがまとまり、目的に合った答えを引き出せます。「誰に答えてほしいか」を決めるのが、役割の指定です。
🔍 例で見る¶
| プロンプト | 出力のイメージ | |
|---|---|---|
| ❌ 悪い例 | 面接のアドバイスをして | 当たり前のアドバイスが並ぶだけ |
| ✅ 良い例 | あなたは高校の進路指導の先生です。推薦入試の面接を初めて受ける高校3年生に、面接のアドバイスをやさしく具体的にしてください | 経験者の視点で、相手に寄りそった具体的な助言 |
良い例は「進路指導の先生」という役割で、視点(経験者)・対象(初めての高3)・口調(やさしく)が定まっています。
📌 ポイント図:役割が、回答の3つの要素を決める
flowchart TD
R["役割を与える<br/>「あなたは〇〇です」"] --> A["視点:どの立場から見るか"]
R --> B["専門性:どれだけくわしく"]
R --> C["口調:どんな話し方で"]
✏️ やってみよう¶
自分のAI(Gemini か ChatGPT)を開いて、次の手順で試します。
- 「自由研究のテーマを提案して」と、役割の指定なしで入れる
- 役割を与えて同じ依頼をする(下のプロンプト例)
- さらに別の役割でも試し(例:「あなたは科学館の解説員です」)、答え方の違いを感じる
🔧 ツール別メモ … 役割は会話の最初に伝えると、その後のやり取りにも引き継がれます。Gemini・ChatGPT共通です。
プロンプト例(コピーして使えます)
✅ できたかチェック¶
- [ ] 役割あり/なしで、回答の視点や口調が変わることを確認した
- [ ] 2種類以上の役割を試して、違いを比べた
💬 困ったら相談¶
うまくいかない時は、相談チャットに「実際に入れたプロンプト」と「AIの出力」を貼り付けて相談しましょう。
- 相談例:「役割を与えても、あまり変わった気がしません。役割の選び方が悪いのでしょうか?」
- 相談例:「この目的には、どんな役割を与えると効果的ですか?」
🔑 まとめ/次へ¶
ひとこと: 「誰に答えてほしいか」を役割で決めると、回答の視点と質が定まる。
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