課題3:対話で仕上げる(反復改善)¶
段階: 基礎 | 所要時間: 約8分 | 対象: Gemini・ChatGPT
このスキルを既に理解している場合は [理解済みでスキップ](確認が1問あります)。
🎯 このスキルでできること¶
最初の回答をゴールにせず、追加の指示や質問を重ねて、望む結果まで仕上げられるようになります。
- AIが「同じ会話の中では前のやり取りを覚えている」ことを活かせる
- 出力を見て「ここをこう直して」と修正を重ねられる
💡 なぜ大切?(しくみ)¶
flowchart TD
A["最初の指示"] --> B["AIの出力"]
B --> C{"満足できる?"}
C -->|いいえ| D["修正・追加を指示"]
D --> B
C -->|はい| E["完成"]
AIは、同じ会話の中では前のやり取りを覚えています。だから、最初の回答が不十分でも、ゼロからやり直す必要はありません。「もっと短く」「3番目を別案に」「専門用語を減らして」のように、出力を見ながら修正を重ねれば、少しずつ望む形に近づきます。一発で完璧を狙うより、対話で仕上げるほうが速く、確実です。
🔍 例で見る¶
| 使い方 | 結果 | |
|---|---|---|
| ❌ 悪い例 | 「自己紹介文を書いて」→ 出てきた文が固い → あきらめて自分で書き直す | AIをほぼ活かせていない |
| ✅ 良い例 | 「自己紹介文を書いて」→ 出力 →「もっと親しみやすく、吹奏楽部の話を入れて120字で」→ 出力 →「最後を前向きな一文に」 | やり取りのたびに望む形へ近づく |
良い例は、最初の出力を「たたき台」として扱い、修正を重ねています。1回で完璧を求めません。
📌 ポイント図:修正を重ねるたびに、望む形へ近づく
flowchart LR
V1["1回目の指示"] --> O1["固い自己紹介文"]
O1 --> F1["修正:親しみやすく・<br/>部活の話・120字"]
F1 --> O2["親しみやすい文"]
O2 --> F2["修正:最後を前向きに"]
F2 --> O3["完成"]
✏️ やってみよう¶
自分のAI(Gemini か ChatGPT)を開いて、次の手順で試します。
- 「文化祭の出し物のアイデアを5つ出して」と入れる
- 出力を見て、気になる点を1つ修正指示する(例:「3つ目を、もっと低予算でできる案に変えて」)
- さらにもう1回、別の修正か質問をする(例:「1つ目について、必要な準備を教えて」)
- 一問一答で終わった場合と、仕上がりがどれだけ違うかを感じる
🔧 ツール別メモ … Gemini・ChatGPTとも、同じチャット内で続けて入力すれば文脈が引き継がれます。新しいチャットを開くと文脈はリセットされます。
プロンプト例(修正を指示するときの言い方)
✅ できたかチェック¶
- [ ] 同じチャットで2回以上、修正や追加の指示をした
- [ ] 最初の出力より、自分の望みに近づいたと感じた
💬 困ったら相談¶
うまくいかない時は、相談チャットに「実際のやり取り」を貼り付けて相談しましょう。
- 相談例:「修正を指示したのに、あまり変わりません。指示の仕方が悪いのでしょうか?」
- 相談例:「指示を重ねたら、逆におかしくなりました。どうリセットすればよいですか?」
🔑 まとめ/次へ¶
ひとこと: 最初の回答はゴールではなくスタート。対話で仕上げる。
次の課題 → 課題4「出力の形式を指定する」