コンテンツにスキップ

課題2:文脈と前提を伝える

段階: 基礎所要時間: 約7分対象: Gemini・ChatGPT

このスキルを既に理解している場合は [理解済みでスキップ](確認が1問あります)。

🎯 このスキルでできること

自分の状況・目的・立場をAIに伝え、自分に合った回答を引き出せるようになります。

  • AIは「相手の事情を知らない」と理解できる
  • 「誰のため・何のため・どんな前提か」を添えて指示を書ける

💡 なぜ大切?(しくみ)

flowchart LR
    Q["同じ質問"] --> N["文脈なし"] --> NR["平均的な読み手向けの<br/>一般的な回答"]
    Q --> C["文脈あり<br/>立場・目的・前提"] --> CR["あなたの状況に<br/>合った回答"]

AIは、あなたが誰で、何のために質問しているかを知りません。文脈(背景・目的・立場)を伝えないと、AIは「平均的な読み手」を想定して答えるため、回答があなたの状況に合わないことがあります。「高校2年生です」「友だちへの発表に使います」のような前提を一言そえるだけで、AIは相手に合わせた回答へ切り替わります。

🔍 例で見る

プロンプト 出力のイメージ
❌ 悪い例 AIについて教えて 専門用語の多い、一般的な解説。誰向けか分からない
✅ 良い例 私は高校1年生です。技術にくわしくない友だちに5分で説明したいので、AIとは何かをやさしく教えて 中学生でも分かる言葉での、短くやさしい説明

良い例は「自分の立場」「使う目的」「相手」を伝えています。同じ質問でも、文脈しだいで回答の難しさや長さが変わります。

📌 ポイント図:✅ 良い例には「立場・目的・相手」の前提が含まれている

flowchart TD
    P["✅ 良い例のプロンプト"] --> A["立場:高校1年生"]
    P --> B["目的:5分で説明したい"]
    P --> C["相手:技術にくわしくない友だち"]

✏️ やってみよう

自分のAI(Gemini か ChatGPT)を開いて、次の手順で試します。

  1. まず文脈なしで「おすすめの本を教えて」と入れて、出力を見る
  2. 次に文脈を足した指示(下のプロンプト例)を入れて、出力を見る
  3. 出力が「自分向け」に変わったかを確認する

🔧 ツール別メモ … Gemini・ChatGPTとも、会話の最初に文脈を伝えると、その後のやり取りにも引き継がれます。

プロンプト例(コピーして使えます)

私は高校2年生で、読書が苦手です。電車での通学時間(片道20分)に少しずつ読める、続きが気になる小説を3冊おすすめしてください。

✅ できたかチェック

  • [ ] 文脈なし/ありで、回答の「合い方」が変わることを確認した
  • [ ] 自分の指示に「立場・目的・前提」のうち2つ以上を入れた

💬 困ったら相談

うまくいかない時は、相談チャットに「実際に入れたプロンプト」と「AIの出力」を貼り付けて相談しましょう。

  • 相談例:「どんな前提を伝えればいいか分かりません。何を書けばよいですか?」
  • 相談例:「文脈を伝えたのに、回答が一般的なままです。なぜですか?」

🔑 まとめ/次へ

ひとこと: AIはあなたの事情を知らない。前提を伝えれば、あなた向けの答えになる。

次の課題 → 課題3「対話で仕上げる(反復改善)」